へたれアングラーの成長日記

今回はちょっと真面目な話です。ふと思い出したことを書いてみたいと思います。



僕がまだ22歳の頃の話です。営業先に飾ってあった一枚の絵に惚れ込んだことがありました。



それはもう素晴らしい・・・というか、絵心が無い僕がお金を払って買いたいと思うほどでした。



黒色の下紙に"七匹の龍"を描いている絵です。



営業先のご主人が趣味で描いているとのことで、初めて伺った際には"売り物ではないから・・・"と丁寧に断られました。


当時、仕事でしか伺う機会はなかったのですが、ご主人はとてもお優しい方で、たまに来た僕にいつも絵の話を細かく教えてくれました。



本当に気さくで元"お堅い仕事"をされておられたような方には思えませんでした。



そんな僕はというものの懲りずに毎回"譲って下さい!!"と頼みこんでいたわけです（笑）



で、その"七匹の龍"の由来です。（ご主人の解釈ですが・・・）



「龍の言い伝えは色々あるけど、本来は守り神として崇められることが多いんだよ。」



「ただ龍は水の無いところでは生きられない。龍の絵を飾るのであれば、水のお供えを毎日しなくてはいけない。あんたは一人暮らしだからそんなマメなことはできんやろ？だからやれん！」



毎回この言葉で一蹴されておりました。



で、異動が決まり最後の挨拶周りで伺った時、



物凄い剣幕で「安物でいいから額縁買ってこい!!」と・・・。



慌てて買ってから伺ったところ、一枚の絵を頂きました。



（写真の撮り方がヘタッピでスンマセン・・・爆）



この絵は水の中で水晶を持った七匹の龍の絵です。龍が水の中を泳いでいるので、一人暮らしの僕でもお供えをしなくてもいいように、そんなずぼらな僕でも加護が得られるように描いて頂いた絵です。



今も我が家の和室で輝いてくれています。15年も前のことなのですが、なぜか思い出してしまいました。



生まれて37年・・・色々な方に出会い、迷惑をかけ、また支えられて生きてきました。これからの人生もこの龍のように輝いて生きていきたいと思います。



まっ、気まぐれで書いたことなので・・・、今回のブログUPは流してください。宜しくお願いします。